心と体、健康になるための情報提供サイト

心のこと、体のこと、健康に関する情報を、楽しく伝えていければと思っています。

ひきこもりって、本人だけが悪いの??

おはようございます。笠森です。

連日の事件を見ていて、思うことがあったので、引きこもりについて、データも交えつつ少し書いてみたいと思います。

 

40才以上の引きこもりは60万人以上!!

引きこもり 100万人以上 社会問題 

政治家の皆様、信じていますよ。信じていいですか?

 

2019年3月の内閣府の発表によると、40才~64才の引きこもりの人数は、61.3万人です。

 

 

ちなみに、2015年度の調査で15~39才の引きこもりの人数は54.1万人と発表されました。

 

https://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html

 

 

全てを合わせると、日本で引きこもっているのは100万人以上に上る事がわかります。

 

 

また2013年~2016年にかけて、小中学校の不登校生徒の人数が増え続けているのも気になるところです。

 

 

一時期ネットで学校に行っていないYoutuberの方が話題になりましたが、時代がどんどん変わりつつあるのを感じます。

 

 

そして、政治家の方は何をやっていたの??という思いしかありません。

 

引きこもりが若い人の問題としか捉えられていなかったとはいえ、これまで40代以上の引きこもりの実態調査が行われてこなかったのが不思議です。

 

 

そして最近になって「8050問題」と言って不安をあおるマスコミ・・・。

 

 

深刻な問題をこれまで放置してきた国には何の落ち度も無かったのでしょうか・・・。

スポンサーリンク

 

 

広い意味で【引きこもり】に該当する人

引きこもり 外に出られない 氷河期 

周りから見ると【外に出ない】本人は【出られない】。溝は埋められますか?

 

  • 自分の部屋からほとんど出ない、出られない
  • 自分の部屋からは出られるが、家の外には出ない、出られない
  • 近所のコンビニなどには出かける、出かけられる
  • 趣味の用事の時のみ外出

これらの状態が半年以上続く場合、「引きこもり」と言われます。

 

 

例え外出出来ても、人の少ない夜中しか出られなかったりするかもしれません。

 

 

昼と夜が逆転し、誰にも相談しない傾向があります。

 

 

極端に【人との接触を避ける】のが大きな特徴です。

 

引きこもりは4分の3が男性!

引きこもり 流行り病 氷河期 人数

私♀も一時引きこもっていました。私は運が良かっただけ。もう死んでいたかもしれません。


 

 

40代以上の引きこもりの4分の3は男性です。

 

引きこもりになったきっかけは

【退職】

【人間関係】

【病気】

と続きます。

 

興味深いのは現在40~44才の氷河期の引きこもりの人数です。

氷河期世代の実に3分の1が、20~24才頃から引きこもりになってしまっていることがわかります。

 

就職が思うように出来なかったことも関係しているのではないでしょうか。

 

 

私は【氷河期世代】ですが、大学卒業後すぐに就職が決まった人はほとんどいなかったように思います。

 

 

【公務員】になりたい人が多かったです。

 

スポンサーリンク

 

 

日本の社会が問題??

引きこもり 社会問題 中高年 氷河期

日本が好きです。これからもっと生きやすい国になると信じています。


 

 

日本の社会は、学歴や職歴を重要視する社会のため、一度躓いてしまうと立ち直るのも難しい傾向があります。女性に比べると、男性はより一層その影響を受けているのが現状です。

 

 

しかしこのまま何の対策も講じないと、近い将来数十万人単位の生活保護受給者を抱えることになります。

 

 

ところが現状、市や区の行政の窓口に勇気を出して相談をしに行っても

【自己責任】

【親の教育の問題】

【引きこもりの問題を放置していたことを逆に責められる】

といった、【当事者に寄り添って対処してくれない】ケースも見られるそうです。

 

 

これは大きな【流行り病】の【社会問題】として、当事者だけではなく私たち一人一人が考える問題なのではないでしょうか。

 

【この人が悪い】【親がかわいそう】という感情論・一般論ではなく、

【どうしてこの状況になったのか】【今後どうすれば良いのか】という現実にそって、未来志向で考えていく必要があると思います。

 

 

引きこもりの人が勇気を持って変わらないといけません。

 

でも、家族も変わる必要があります。

 

そして、受け入れる【社会】も変わっていかないとこの問題は解決しないでしょう。

 

【誰かが悪い】んじゃありません。

【この課題にどう対処していくのか】が大事です。

 

そして、私は偉そうにも微力ながら自分にも何かできる事はないのか。と考える毎日です。

 

次回は実際にどのような対応をしていけば良いのか、具体的に書いていきたいと思います。

 

 

つたない文章ですが、お読みいただき、誠にありがとうございます。

 

 

皆様にとって【幸せ】と思える瞬間が沢山ありますように。