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パーキンソン病と言われていたのに、レビー小体型認知症だった件

こんにちは。笠森です。

 

今日は、父のことでびっくりしたお話しをしようと思います。

 

父はパーキンソン病

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私にとって悲しいお話しなので、せめて画像だけでもハッピーになれるものを・・・。

私の父は、約9年ほど前から身体の不調を訴えてきました。色んな病院を回りましたが、原因がわからぬまま。

 

私も姉と一緒に父を地元で有名な脳神経外科神経内科も受診可能)に行きましたが、「MRIに異常はありません。」でおしまい。誰の目から見ても歩き方がおかしいため、「症状があるのに異常はないなんて、おかしくないですか。」とくってかかりましたが、相手にしてもらえませんでした。

 

そうこうしているうちに2年たち姉も私も結婚。私の披露宴まで一か月切った頃に「パーキンソン病」の診断が下りました。

 

パーキンソン病の特集がテレビで組まれており、それを見た父と母が「これだ」と思い、国立病院を受診してわかりました。

 

診断から約7年、レビー小体型認知症ではないかと言われる

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レビー小体型認知症は物忘れや幻視、レム睡眠行動障害が初期症状です。

思えば、父は薬が変わるとすごく敏感に反応していました。

 

また、幻覚を良く見ます。とてもリアルに見えるみたいで、実家には毎日子供を含め4人の人がいるように見えるようです。

 

そしてパーキンソン病の診断が下る数年前から、寝ている間に大きな声を出したり、時には襖を破ってしまうほど暴れるなどしていました。

 

幻覚はパーキンソン病にもみられる症状です。また寝言が大きいのも、襖を破いてしまったのも寝相が悪いな・・・。位に思っていました。

 

しかし、父はここ数か月微熱が続き血圧は上が70、下が40。耳の裏にも大きなコブができ、心配になった母と私はいつも行く病院の別の先生に診てもらうことに。

 

そこで伝えられた病名は、「レビー小体型認知症」。

 

やっぱり。と私は思いました。

 

何故なら、テレビでレビー小体型認知症パーキンソン病の特集をしているのを見た時、レビー小体型認知症も父の症状とそっくりだな。と思った事があったからです。

 

パーキンソン病と、レビー小体型認知症の原因物質は同じ。

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細胞。

レビー小体型認知症パーキンソン病は、共に「レビー小体」と呼ばれるたんぱく質が原因で起こる病気です。

 

大脳皮質の神経細胞に溜まるのか【レビー小体型認知症】、脳幹で溜まるのか【パーキンソン病】で診断が変わってきます。

 

診断が難しい点は、レビー小体型認知症でもパーキンソン病と同様の症状を呈する事が多いこと。

 

そして、原因物質が同じなので薬や治療内容も被ることが多いようです。

 

適切な治療が受けられるまで何年もかかってしまったけれど、現状から少しでも症状が改善してくれれば良いなあと思います。

 

リハビリ、リハビリ、リハビリ!

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気持ちだけでも明るくいて欲しい。という私の願い。

治療は薬での治療に加え、リハビリでの治療が大事とのこと。

 

父はリハビリは大嫌いですが・・・。

 

気持ちだけでも治療に前向きになってほしいものです。

 

レビー小体型認知症は、パーキンソン病と比較すると予後がよろしくないのが心配です。

 

周りにいる私たちも希望を捨てず、父が生きている中で一瞬でも「幸せ」と思える瞬間があって欲しいと願わずにはいられません。

 

いつも私のつたない文章をお読みいただき、誠にありがとうございます。

 

皆様にとって【幸せ】と思える瞬間が沢山ありますように。心から祈ります。