ストレスからの対処法「今を生きる」ススメ
おはようございます。笠森です。
大きな地震が昨日来るのでは?とネット上でまことしやかに囁かれていましたが、何も無くて何よりでした。
しかし、私含めきたる南海トラフ地震において、大きな被害が予測される地域に住んでいる人にとって、しばらく不安だと感じる人も少なく無いのではないでしょうか。
そこで今回は、ストレスの対処法の1つである「今を生きる」ことのススメを解説していこうと思います。
過去や未來に囚われる思考は、ストレスが溜まる⁉️
ハーバード大学の研究において、幼少期ストレスの多い環境で育った子どもは脳の「扁桃体」が大きくなる傾向があることがわかっています。
扁桃体が大きい子どもは大人になっても、小さなストレスに過剰に反応してしまう傾向が見られます。
また、人間は1日の中で半分近くの時間を過去や未来について考えを巡らせることに費やしていることもわかっています。
将来の計画を立てるためです。
例えば仕事で
「今日叱られてしまった…。」(過去の記憶)
「明日も叱られてしまうかも…。」(未來の想像)
などが挙げられます。
これを【マインドワンダリング】と言います。
過去や未來に囚われる思考パターンは、非常にストレスがたまってしまいます。
「今を生きる」思考パターンを手にいれてストレスを軽減させよう!
過去の出来事を変えることは出来ません。
しかし、「過去の捉え方」を変える事は出来ます。
己の未来を予測することも出来ません。
しかし、「不安」を「希望」に変える事が出来ます。
それは、「心の意識改革」を行うことです。
マインドフルネスの瞑想を行うことで、「今」に集中する思考パターンが構築されていきます。
「マインドワンダリング(心の迷走)」を抑えることができるのです。
マインドフルネス【瞑想】を行うことで起こる脳の変化
うつ病の方の脳内では、海馬の神経細胞が損傷している傾向があります。
マインドフルネス【瞑想】を行うことで、海馬が回復。更に扁桃体がわずかながら小さくなることもわかっています。
またマインドフルネス【瞑想】を行うことでマインドワンダリング(心の迷走)や、ストレスホルモンの発生を抑えてくれます。
まさに良いことづくめです。
しかしマインドフルネスや慈悲の瞑想は心の奥深くに作用するため、危険も伴います。
そのため今現在うつ病はじめ病気になっている方は、お医者さんにきちんと相談をしてからマインドフルネスを行うようにしましょう。
継続は力なり!マインドフルネスは続けることが大切!!
ストレスの対処法には
- コーピング
- マインドフルネス
- 慈悲の瞑想
- 運動
などがあります。いづれの対処法においても、【毎日欠かさず続けること】が大切です。
そうすることで日常生活のストレスを前頭葉で「認知」する際、ストレスを客観視してコントロールさせることが出来るようになるでしょう。
また脳の扁桃体は脳の中でも古い脳で、これらのストレス対処法を行い、動きを抑制させる効果もあります。
そのため、長時間の瞑想や運動はおすすめしません。
自分が続けられそうな時間の範囲内で、運動したり瞑想を行う様にしましょう。
実際に精神科の先生に聞いた話
私は現在原因不明の病のため、
- 泌尿器科
- 神経内科
- 精神科
に定期的に通っています。どの病院も通い始めて半年近くになりますが、泌尿器科以外は診断の付かない状態です。
昔の私であれば、きっと毎日不安でまわりに愚痴ってばかりいたと思います。
しかし精神科の先生からマインドフルネスや慈悲の瞑想を毎日欠かさず続ける様に言われ、実践したことで気持ちがとても楽になりました。
残念ながら症状は全く改善されてはいませんが…。
精神科の先生いわく、投薬・認知行動療法・マインドフルネス全てを言うことを聞いて真面目に行っている患者さんは改善が早い。
と言っていました。
逆にマインドフルネスをしていなかったり、していたとしても毎日していない場合は改善があまり見られないケースもある様です。
正に【継続は力なり】ですね。
これを読んでも、「本当かよ!」と思う方もいるでしょう。
まあ、騙されたと思ってとりあえず1ヶ月続けてみて下さい。
気持ちの上で変化が起こりますから。
騙されたと思って実践してみた私の体験から言ってみました。
つたない文章ですが、読んで頂き誠にありがとうございます。