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パニック障害をマインドフルネス(瞑想)で改善した人がいる

おはようございます。笠森です。

朝からキンプリの岩橋さんの切ないニュースが飛び込んできたのですが、

一般的な治療法以外に症状が改善された例は無いのか、

ちょっと調べてみました。

 

今更ながら、パニック障害ってどんな病気で、どんな症状があるのでしょう??

 

パニック障害 症状 マインドフルネス

パニック発作では息苦しさや胸の痛み、めまいなどの症状があらわれます

パニック障害の症状は、

  • 心臓がドキドキする
  • 胸が締め付けられているようで息苦しい
  • めまい
  • 胸が痛い

などが挙げられます。

人によっては「ここから逃げ出したい」といった気持ちに襲われることもあるようです。

 

ここで注意が必要なのは、この発作は、「パニック発作」でこれだけでは「パニック障害」とは診断されない。ということです。

 

また何の前触れもなく発作が起こるのも、特徴です。

 

これらの発作を経験した後数か月以上に渡って

「次にまた発作が起きるかもしれない(予期不安)」

「人に助けを求められない、パニック発作から逃げられない状況にはいたくない(広場恐怖)」

という症状が加わることで「パニック障害」と診断されます。

 

また長期間に渡ってこれらの症状が続くことで、「うつ病」を併発することも少なくありません。そうなると仕事や通学はもちろん外出すら困難になってしまう可能性があります。

 

治療が難しくなる前に、早めに

「心療内科」

「精神科」

「神経科」

「パニック障害に詳しい内科の先生がいる病院」

を受診されることをおすすめします。

 

ただし、パニック発作の症状は、甲状腺機能亢進症といった他の病気が原因で起こっているかもしれません。他の病気の可能性を消すために血液検査やレントゲン、心電図や心臓のエコーをとることがあります。

 

私個人も「パニック発作」と「広場恐怖」は経験したことがあります。当時人が怖くて引きこもっていたのが逆に幸いしたのかもしれません。

 

パニック障害は何が原因で起こるの??

 

マインドフルネス パニック障害 原因

パニック障害の原因は、過労・睡眠不足・風邪など

 

パニック障害は、「不安障害」の一種です。不安障害自体が精神科で治療を行う病気のため精神的な病と思われがちですが、最近の研究で、脳内にある神経伝達物質のバランスが乱れることが原因で発生することがわかっています。

 

これは通常人間が危険な所に出くわしてしまった時などに働く、「脳内ホルモン(神経機能)」が正常に働かなくなってしまっている状態です。

 

その原因は

  • 過労
  • 睡眠不足
  • 風邪

などが挙げられます。

 

誰がなってもおかしくない病気です。

 

また、家族に「パニック障害」の人が居る人は、この病気になりやすい傾向があることがわかっています。

 

パニック障害って治るのですか?一般的な治療法ってどんなもの?

マインドフルネス パニック障害 薬物 治療

パニック障害の治療には、セロトニンを調整する薬を使います

パニック障害は、「治る」という方と、「症状の改善はあるが、一生付き合っていくもの」という方がいます。

 

適切な治療を受けることで、治る可能性があるということでしょうか。

 

その治療法は

  • 精神療法・・・パニック発作の軽い症状が起こった時に、呼吸法などの対処法を習得し、症状を抑える治療法
  • 認知行動療法・・・出来ないこと(電車に乗れない、人が沢山いる所に居れないなど)を、薬で症状を抑えながら、行動をしながら徐々に克服していく治療法
  • 薬物療法・・・セロトニンのバランスを調整する、副作用の少ない薬を使用して症状を抑える治療法

などがあります。

 

マインドフルネス(瞑想)で症状が改善した人がいる

マインドフルネス パニック障害 改善

瞑想で症状を改善

 

パニック障害を、マインドフルネスで改善された方もいらっしゃるようです。

 

治療には年単位での時間がかかりますが、「予期不安」や「広場恐怖」「うつ症状」といった日常生活を送る上で支障をきたす症状を軽くしたり、抑えることがでいます。

 

ただ、「パニック発作」自体は残ったままの人もいらっしゃるようです。

しかし心理的に負担になることもなく、マインドフルネス(瞑想)によって前向きに生きられるようになるのであれば、とても良いことなのではないでしょうか。

 

何より、「副作用」がありません。

 

マインドフルネスはストレスの軽減に有効であることが、科学的に証明されています。

 

ストレスは様々な「病」を引き起こします。

 

私も実践していて感じるのが、「自分を客観視できるようになってくる」「過去をくよくよ悩まなくなった」こと。

 

基本的にマイナス思考な私にとって、革命的な出来事でした。

 

病気の症状が改善されたわけでも、病名がはっきりした訳でもないのですが、気持ちだけはなんだか前向きです。

 

既に病気になっている方はもちろん、病気の予防などにもおすすめします。

 

最後に

パニック障害 周囲の理解 寄り添う 愛

病気を乗り越えるには、周囲の人の「病への理解」が必要

 

パニック障害は病気の性質上、治療には時間がかかることが予想されます。

 

また命に係わる病気ではないため、病気になったことが無い人には「そんなに気にしなくても」と思えることでも、発作に苦しんでいる本人にとっては「もう死ぬんじゃないか」というほどの苦しみが「体感」としてあるため、周囲の人の病気への理解はとても重要なポイントです。

 

それはどんな病気に対してもそうだと思います。

 

相手の気持ちに寄り添うことで、救われる人は沢山いるのではないでしょうか。

 

そして、私自身も救われたい。

 

愛って、循環していくものだと思っているので・・・。

 

この他にも「ボディトーク」なる新しい治療法も一度ご紹介したいのですが、

また今度にします。

 

お読みいただき、誠にありがとうございます。